歴史から見た世界遺産



行ってみたい世界遺産の情報を紹介します
いわゆる百科事典的な知識は最低限にして、未来の地球に残すべきすばらしい遺産を巡ってみたいと思います
世界の歴史を振り返りながら世界遺産を見てみると、楽しみが倍増するのではないでしょうか

世界四大文明

世界中に文明発祥の地と言われている地域は何か所かあります
その中で、存在が確認されていて有名なものが世界四大文明です
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明が、世界四大文明です
我々人類の偉大な歴史のスタート地点をぜひ見てみたいものです


2014年03月25日

エジプト文明

エジプトは古くから砂漠だったために、ナイル河流域の周辺に住民が集まっていました

紀元前3000年前後にはすでに中央集権的な統一国家となっていました

ナイル河の上流地域と下流地域を上エジプトと下エジプトと呼び、それぞれ違った文化が発展しました


エジプト初期王朝


紀元前3150年頃、ナルメル王が上下エジプトを統一して、統一エジプト最初の王となりました

この時の首都はメンフィスです

文字が統一され、太陽暦が発明されて普及していました


エジプト古王国


紀元前2986年から紀元前2181年までをエジプト古王国といい、中央政権が安定しました

首都は、やはりメンフィスです

この頃にすでに階段型のピラミッドが建設されています

またギザの3大ピラミッドも造られました



エジプト中王国


紀元前2040年から紀元前1663年までがエジプト中王国です

首都はテーベです

この頃から青銅器を使い始めます

古王国の後、乱れた国を再統一したのが紀元前2040年頃です

世界遺産としては、古代都市テーベとその墓地遺跡が登録されています



エジプト新王国


エジプト中王国の後にまた国が乱れましたが、イアフメス王が紀元前1540年頃に統一しました

この頃にはナイル川流域にとどまらず領土を拡大しました

また、世界初の一神教と思われる太陽神アテンを崇める形が出来ました

しかし、紀元前1345年頃、ツタンカーメン王により多神教が復活しました

この後、古代イスラエル人がモーゼと共にエジプトを脱出して後世のユダヤ教を興します


エジプト末期王国


エジプト新王朝が衰退し、ギリシャやローマから侵攻されます

紀元前525年にペルシァ王カンビュセスがエジプトを征服し、その後ペルシャから独立します


プトレマイオス朝


紀元前332年には、アレキサンダー大王がエジプトを征服します

その後の紀元前30年には、クレオパトラが自殺してローマの属国になりました



posted by ミム at 20:20| Comment(0) | 世界四大文明

エジプト メンフィスとその墓地遺跡


エジプト メンフィスとその墓地遺跡 - ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯


メンフィスは、紀元前30世紀頃からエジプトの首都でした

世界遺産に指定されている遺跡地域には主に次の王の墓(ピラミッド)があります





ギザの三大ピラミッド


ギザの三大ピラミッドは、クフ王の墓であるギザの大ピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドの事です

これらはエジプト古王国時代に造られました




クフ王のピラミッド

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ギザの大ピラミッドと呼ばれているのは、ピラミッド建築の頂点とされるクフ王のピラミッドの事です

世界の七不思議で唯一現存する建造物でもあります

高さは146メートルあり、石造建築としては世界一の高さです





カフラー王のピラミッド


カフラー王のピラミッドはクフ王のピラミッドに次ぐ高さを誇ります

カフラー王は、古王国時代第4王朝のファラオ(王)です

高さは143メートルですが、高台に造られているためにクフ王のピラミッドより目立ちます

参道の入り口にスフィンクスが建っていてピラミッドを守るような形になっています




メンカウラー王のピラミッド


メンカウラー王は、古王国時代第4王朝のファラオ(王)です

高さは、65メートルでギザの三大ピラミッド中で最も小さい造りです

ピラミッドの大きさは、その王の権力の強さを表すと思われますが、諸説あります

このピラミッドから遺体の一部が発見されましたが、その後紛失したそうです





北サッカラ



ジェゼル王の階段ピラミッド


ジェゼル王のピラミッドは、紀元前30世紀頃に造られ、世界最古の内のひとつです

石のベンチを6段積み重ねて作られています



南サッカラ



ペピ1世のピラミッド


ペピ1世は、テディ王の息子で紀元前23世紀の人です

ペピ1世のピラミッドの中には、ピラミッド・テキストがあります

ピラミッド・テキストには、亡くなった王が神と一体化するための呪文が書かれています




メルエンラー1世のピラミッド


メルエンラー王は、紀元前23世紀の人です

ペピ1世の息子になります





ダハシュール



スネフェル王の赤いピラミッド


スネフェル王は、エジプト古王国時代の第4王朝の最初の王です

スネフェル王はエジプト第3王朝の最後の王フニの娘と決行して血統の正当性を主張しました

第4王朝はピラミッドの建設が盛んで技術が進歩して、従来の階段式から真正(方錐形)ピラミッドに変化した時期でもあります

スネフェル王の赤いピラミッド は最初の真正ピラミッドです

赤いピラミッドという名前は、表面の花崗岩が赤く見えることから付けられています




スネフェル王の屈折ピラミッド


同じくスネフェル王が造ったピラミッドで、方錐形の角度が途中で変わっているために、この呼び名があります

なぜ途中で角度が変わっているのかについては諸説あります


タグ:エジプト
posted by ミム at 20:13| Comment(0) | エジプトの世界遺産

2014年03月23日

万里の長城

中国の世界遺産


中国には30か所の世界遺産があります


長い歴史のある国なのですばらしい文化遺産が多いですが、自然遺産もたくさんあります


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万里の長(文化遺産)


万里の長城は紀元前7世紀から造り始めて2000年も造り続けてきたそうです

世界最大の城壁で、人工衛星からも見える建造物です

四方を海に囲まれた日本では思いつかない壮大なものです



古代から日本以外の国は、都市を城壁で囲います

万里の長城も延々と造り続けて長い壁が出来ました



しかし、現代の中国人は生活優先で、長城の壁をこっそり持って帰って豚小屋を造るのに

使っているという話も聞きます

いまや中国人の倫理は地に落ちているらしいです

今のうちに見ておかないと形が変わってしまう可能性もあります

タグ:万里の長城
posted by ミム at 22:21| Comment(0) | 中国の世界遺産

2014年03月19日

アジャンター石窟群(文化遺産)

アジャンター石窟群はインドのマハラーシュートラ州にある古代の仏教寺院群です。
ワゴーラ渓谷のワゴーラ川の岸の断崖に約600メートルにわたって掘られていて、大きさは色々ですが寺院が30並んでいます。
造られた年代は、前期と後期に分かれていて、前期が紀元前1世紀から紀元後2世紀の間で、後期が5世紀後半から6世紀頃だそうです。

普通の寺院と違うのは、石をくりぬいて造られていることです。
前期は小型で質素ですが、後期になると仏殿をつくり彫刻や壁画で装飾されています。
中でも一番有名な壁画が蓮華手菩薩像です。

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石をくりぬいて作ったとは思えない壮大なものです。

1983年に世界遺産に登録されています。

現在のインドは、ヒンドゥー教徒が大半(約8割)で、仏教徒はわずか0.8%くらいですが、アジャンター石窟群が作られたころはインドで仏教が盛んだった頃です。
アジャンター石窟群後期頃から衰退して行って13世紀にイスラム教徒によってぶっきゅの寺院が壊され、一気に壊滅的な打撃を受けたといわれています。

つまり、アジャンター石窟群はインドで仏教が盛んだった頃の状態を知ることが出来る世界遺産と言えますね。

仏教が衰退してからアジャンター石窟群も忘れ去られましたが、19世紀にイギリス人が虎狩をしていて偶然発見したそうです。

posted by ミム at 13:44| Comment(0) | インドの世界遺産

2014年03月17日

世界四大文明

世界四大文明は、メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明です

しかし、この4つに限る事に否定的な考えもあります

アトランティスを初めとする古代文明があったとする説もありますが、存在は確認できていません




これらの文明に共通している特徴は、

・都市を形成していた

・広域な地域に広がっていた

・新しい科学が起こった

・大きな河の近くで発生した

等があります




共通のイメージとしては、大きな河が時々氾濫して上流から豊かな土を運んできます

河の近くの広大な土地で農業が発達して行きます

氾濫に備えて、天文学・物理学・数学等が生まれ、文字が考案されます

人口が増えてきて、勢力が集中して都市が生まれます




世界最古のメソポタミア文明が生まれたのは、紀元前3000年頃のようです

世界四大文明は、現在で言えば、イラク・エジプト・インド・中国で生まれています


posted by ミム at 11:37| Comment(0) | 世界四大文明