歴史から見た世界遺産



行ってみたい世界遺産の情報を紹介します
いわゆる百科事典的な知識は最低限にして、未来の地球に残すべきすばらしい遺産を巡ってみたいと思います
世界の歴史を振り返りながら世界遺産を見てみると、楽しみが倍増するのではないでしょうか

世界四大文明

世界中に文明発祥の地と言われている地域は何か所かあります
その中で、存在が確認されていて有名なものが世界四大文明です
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明が、世界四大文明です
我々人類の偉大な歴史のスタート地点をぜひ見てみたいものです


2014年04月13日

世界四大文明

世界四大文明は、メソポタミア文明エジプト文明インダス文明黄河文明です

しかし、この4つに限る事に否定的な考えもあります

アトランティスを初めとする古代文明があったとする説もありますが、存在は確認できていません


これらの文明に共通している特徴は、

・都市を形成していた

・広域な地域に広がっていた

・新しい科学が起こった

・大きな河の近くで発生した

等があります


共通のイメージとしては、大きな河が時々氾濫して上流から豊かな土を運んできます

河の近くの広大な土地で農業が発達して行きます

氾濫に備えて、天文学・物理学・数学等が生まれ、文字が考案されます

人口が増えてきて、勢力が集中して都市が生まれます


世界最古のメソポタミア文明が生まれたのは、紀元前3000年頃のようです

世界四大文明は、現在で言えば、イラク・エジプト・インド・中国で生まれています

posted by ミム at 02:47| Comment(0) | 世界四大文明

黄河文明

黄河文明は現在の中国の黄河の中下流域で栄えた文明で世界四大文明のひとつです

しかし最近では、黄河文明より古い長江文明の実在が確認されそうです


裴李崗文化


新石器時代の紀元前7000年頃の文化です(異説あり)

竪穴式住居に暮らしていて、粟などの畑作農業が行われていたようです

すでに陶器を作っていました

1977年に、河南省新鄭県裴李崗で窖穴・陶窖・墓葬の遺跡が発見されました

農具が出土しています


老官台文化


中国旅行紀元前6000年頃と思われる文化です

円形の竪穴式住居に暮らして、粟作などの畑作農業が行われていました

老官台遺址は、陝西省華県城西南の渭河支流西沙河付近から発見されました

陶器の破片が出土しています


北辛文化


老官台文化と同時代で、山東省滕県北辛で遺跡が発見されています

出土した陶器は黄褐色であることが特徴となっています


磁山文化


上記と同時代の文化で、河北省武安県磁山等で遺跡が発見されています

円形の竪穴式住居に暮らしていて、粟作などの畑作農業が行われていました

紅褐色の夾砂陶が特徴です


仰韶文化


紀元前4800年頃の文化で、1921年に河南省仰韶村で遺跡が発見されました

赤地に彩色した土器が特色です

紀元前4000年頃にはろくろが使われていたようです

紀元前3500年以降は、後期と呼ばれています

後期になると、社会の階層化が進んで貧富の差がありました

posted by ミム at 02:41| Comment(0) | 世界四大文明

2014年04月11日

メソポタミア文明

メソポタミアは、チグリス川とユーフラテス川の間の沖積平野のことです

メソポタミアで生まれた文明をメソポタミア文明と呼び、世界最古の文明です

メソポタミア文明とは複数の文明の総称です

古いことなので分からないことが多いですが、最初にこの地で栄えたのはシュメール人です

シュメール人はカンガ人とも呼ばれます

どこからこの地へやってきたのかはよく分かっていません

紀元前3500年頃にはすでに文字が発明されていますが、紀元前5000年頃には既にシュメール人が住んでいたと考えられています

日本では縄文時代にあたります


シュメール人の作った楔形文字が有名です

シュメール人の文明をシュメール文明と呼びます


紀元前1900年頃になると、アムル人が古バビロニア王国を作ります

バビロニア王国は、巨大都市バビロンやハムラビ法典(目には目を・・・)が有名です



紀元前1595年頃になると、古バビロニア王国は現在のトルコのヒッタイト帝国によって滅ぼされます



紀元前14世紀頃には、セム人系の民族が独立してアッシリア帝国を作ります

アッシリア帝国は、紀元前13世紀にはバビロンを占領し、紀元前700年頃にはメソポタミア全域とシリアとパレスチナも勢力下におきます

その後、イスラエルやエジプトも支配して大帝国になりましたが、紀元前609年に滅亡しました
アッシリア帝国の最初の首都であるアッシュールが世界遺産になっています



19世紀になって、ヨーロッパの調査団は東洋的な遺物を求めてイラクの調査をしています

その時に多くの発掘をして当時の遺跡を発見しました

これはキリスト教のふるさとを調査するという意味も含んでいたようです

posted by ミム at 15:03| Comment(0) | 世界四大文明

2014年04月09日

インダス文明

インダス文明 は、インダス川周辺に栄えた文明です

現在南インドを中心に暮らしているドラヴィダ人が作った文明と推定されています

考古学上はハラッパー文化と呼ばれています




インダス文明の栄えた時期


インダス文明が栄えたのは紀元前2600年頃から紀元前1800年頃までの間です

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滅亡についてはいくつかの説があります

地殻変動によって土地が隆起し洪水が頻発して耕地に塩害をもたらしたという説

インダス川の流れている場所が変わってしまった為に水上交通を利用していた都市の機能が麻痺したという説

砂漠化によって住民が移住したという説

等が有力な説としてあります




インダス文明の都市


世界四大文明は、どれも都市を作って栄えていました

インダス文明も例外ではなく、都市が栄えていました




大小の都市が建設されましたが、その都市の規模は、メソポタミアのものよりも小さかったようです

パンジャブ地方には、ハラッパーとカーリバンガンが有名で、

パキスタン南部のシンド地方ではモヘンジョダロ

グジャラートでは、ロータルとドーラビーラなどが知られています



これらの都市は、排水溝設備の整っていて碁盤目状に街路が走る計画都市だった事が分かっています

水洗トイレなどが設けられていて、意外と清潔な都市だったのではないかと推定されています


posted by ミム at 18:02| Comment(0) | インドの世界遺産