歴史から見た世界遺産



行ってみたい世界遺産の情報を紹介します
いわゆる百科事典的な知識は最低限にして、未来の地球に残すべきすばらしい遺産を巡ってみたいと思います
世界の歴史を振り返りながら世界遺産を見てみると、楽しみが倍増するのではないでしょうか

世界四大文明

世界中に文明発祥の地と言われている地域は何か所かあります
その中で、存在が確認されていて有名なものが世界四大文明です
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明が、世界四大文明です
我々人類の偉大な歴史のスタート地点をぜひ見てみたいものです


2014年04月09日

インダス文明

インダス文明 は、インダス川周辺に栄えた文明です

現在南インドを中心に暮らしているドラヴィダ人が作った文明と推定されています

考古学上はハラッパー文化と呼ばれています




インダス文明の栄えた時期


インダス文明が栄えたのは紀元前2600年頃から紀元前1800年頃までの間です

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滅亡についてはいくつかの説があります

地殻変動によって土地が隆起し洪水が頻発して耕地に塩害をもたらしたという説

インダス川の流れている場所が変わってしまった為に水上交通を利用していた都市の機能が麻痺したという説

砂漠化によって住民が移住したという説

等が有力な説としてあります




インダス文明の都市


世界四大文明は、どれも都市を作って栄えていました

インダス文明も例外ではなく、都市が栄えていました




大小の都市が建設されましたが、その都市の規模は、メソポタミアのものよりも小さかったようです

パンジャブ地方には、ハラッパーとカーリバンガンが有名で、

パキスタン南部のシンド地方ではモヘンジョダロ

グジャラートでは、ロータルとドーラビーラなどが知られています



これらの都市は、排水溝設備の整っていて碁盤目状に街路が走る計画都市だった事が分かっています

水洗トイレなどが設けられていて、意外と清潔な都市だったのではないかと推定されています


posted by ミム at 18:02| Comment(0) | インドの世界遺産

2014年03月19日

アジャンター石窟群(文化遺産)

アジャンター石窟群はインドのマハラーシュートラ州にある古代の仏教寺院群です。
ワゴーラ渓谷のワゴーラ川の岸の断崖に約600メートルにわたって掘られていて、大きさは色々ですが寺院が30並んでいます。
造られた年代は、前期と後期に分かれていて、前期が紀元前1世紀から紀元後2世紀の間で、後期が5世紀後半から6世紀頃だそうです。

普通の寺院と違うのは、石をくりぬいて造られていることです。
前期は小型で質素ですが、後期になると仏殿をつくり彫刻や壁画で装飾されています。
中でも一番有名な壁画が蓮華手菩薩像です。

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石をくりぬいて作ったとは思えない壮大なものです。

1983年に世界遺産に登録されています。

現在のインドは、ヒンドゥー教徒が大半(約8割)で、仏教徒はわずか0.8%くらいですが、アジャンター石窟群が作られたころはインドで仏教が盛んだった頃です。
アジャンター石窟群後期頃から衰退して行って13世紀にイスラム教徒によってぶっきゅの寺院が壊され、一気に壊滅的な打撃を受けたといわれています。

つまり、アジャンター石窟群はインドで仏教が盛んだった頃の状態を知ることが出来る世界遺産と言えますね。

仏教が衰退してからアジャンター石窟群も忘れ去られましたが、19世紀にイギリス人が虎狩をしていて偶然発見したそうです。

posted by ミム at 13:44| Comment(0) | インドの世界遺産